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マグニチュード7級の首都直下地震に警戒 島村氏「3・11以降、再び活動期に」 (1/2ページ)

 「誤報」は警鐘だったのか。5日午前、気象庁が首都圏で最大震度5強の地震が起こるという誤った緊急地震速報を出した半日後の6日未明、東京で震度4を記録する地震が発生し、伊豆でも同日午前6時までに震度3の地震を2回記録した。専門家は「首都圏の地震活動は活発になり始めている」としている。

 気象庁が5日午前11時2分頃、茨城県沖の海底を震源に推定マグニチュード(M)4・4、最大震度3の地震を「過大予測」してしまったのは、同じ時刻に富山県西部震源に発生したM3・9の地震を「1つの地震として処理した結果」(気象庁担当者)だった。

 だが、この地震が引き金になったかのように、6日午前0時54分頃には千葉県北西部の地下約80キロを震源に推定M4・8、東京23区や神奈川県などで最大震度4を記録する揺れが発生。早朝にも伊豆半島東方沖と伊豆大島近海を震源に推定M4・4~4・6、最大震度3の揺れが相次いだ。

 夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は「千葉北西部の地震は太平洋プレートが潜り込んで起きたものだ。残りの2つはここ1~2年で活動が活発化してきている『東伊豆単成火山』と呼ばれる伊豆から伊豆大島にかけての海底火山が起こした」と解説する。

 首都圏では過去にM7級の大地震が発生している。島村氏は「3・11が過ぎてからの太平洋プレートでの地震活動は静か過ぎた。再び活動期に入ったのは間違いない。首都直下地震も含めて注意が必要だ」と話す。

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