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中国、反腐敗の絵文字公開もネットで不評 「使い道不明」「一般市民と何の関係ある」

 中国共産党中央規律検査委員会は12日までに、習近平総書記(国家主席)が推進する反腐敗運動をイメージした会員制交流サイト(SNS)向けの絵文字を公開、積極的な活用を呼び掛けている。運動の成果を若者らにアピールする狙いだが、インターネット上では「使い道が不明」などと否定的な声が相次いでいる。

 同委員会は3日、税金の浪費を戒めるために党が定めた「8項目の規定」の成果をテーマにした16の絵文字をウェブサイトに公開した。

 絵文字は無料通信アプリLINE(ライン)用のスタンプに近く、「官僚主義」の字にくぎが打たれたり、「公費での旅行」と記された旅券が矢で突き破られたりするイラストで党の腐敗取り締まりを表現。「多くのネット利用者によるダウンロードや転載を歓迎する」と呼び掛けている。

 絵文字公開後、中国メディアは「数百万のクリック数があった」などと宣伝。しかし、深刻な腐敗は党内の問題だけに、ネット上には「一般市民と何の関係がある」「腐敗幹部が権力闘争の会話に使えばいい」などと厳しいコメントが次々と書き込まれている。 (共同)

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