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【松井一郎 維新伝心】常識が通じない北朝鮮 暴発防ぐために国際社会が協調して経済制裁をやり切るほかない (1/2ページ)

 北朝鮮は11月29日未明、ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」を発射した。許し難い暴挙だ。米本土を射程に収めたとされる。米国への威嚇であり、追い詰められての行為だろう。改めて、われわれの常識が通じないことを証明した。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、国民が飢え苦しんでいるのに「核・ミサイル開発」に金をつぎ込み続ける、とんでもない暴君だ。日本海沿岸に相次いで木造船が漂着しているのも、国民に負担を強いている現象とされる。

 北朝鮮近海の漁業権を中国に売ったため、ボロボロの木造船で命がけで日本近海に食料獲得に来ているようだ。「政治は国民のために行う」という感覚がないのだろう。

 「話し合いで解決せよ」という人もいるが、常識の通じない北朝鮮との交渉は簡単ではない。核ミサイルの完成には、まだ少し時間がかかるとされている。国際社会が協調して経済制裁をやり切るしかない。

 今後も制裁が続けば、北朝鮮も耐えられないはずだ。ミサイル開発の物資や技術を持ち込ませないことが重要になる。一方で、暴発を防ぐため、「核とミサイルを放棄すれば交渉を行う」というメッセージを送り続けることは必要だ。

 国際的な圧力でカギになるのが中国だ。ドナルド・トランプ米大統領が先月、訪中したことは大きい。習近平国家主席と、北朝鮮について様々な協議をしたことで、日米韓の考えに沿った行動をとるようになるのではないかと期待する。

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