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「ミサイル発射を喜び歌い踊る北朝鮮国民」の姿はどこまで本物か (1/3ページ)

 北朝鮮政府は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の発射に成功したと発表した。これを受けて北朝鮮の各メディアは、市民の喜びの声を伝えている。朝鮮中央テレビは、朝鮮労働党創建記念塔の周りに輪を作って踊る市民のインタビューを放送した。その内容は次のような具合だ。

 「百戦百勝の朝鮮労働党が続くよう、わが朝鮮が不敗の核武力を全世界に轟かせるであろうと信じる心で胸がいっぱいです」(カノジョと踊っていたソ・チュンヒョクさん)

 「ニュースを聞いて嬉しくて眠れませんでした。家族で夜通し話の花を咲かせました。わが祖国は強大だというプライドにあふれ、喜びを禁じえません。それを表すために、踊りに来ました」(女友だちと踊っていたキム・ヘソンさん)

 たぶん、彼らがダンスを楽しんでいることには違いないだろうが、ミサイル発射を喜ぶ声はあくまでも建前だ。

 デイリーNKジャパンが何度も指摘しているように、北朝鮮の幹部も庶民もホンネでは、ミサイル実験や核実験に対しては無関心、あるいは面倒くさいといったネガティブな気持ちで受け止めている。

 (参考記事:「米国と対決とか、どうでもいい」金正恩氏の暴走に北朝鮮国民はウンザリ

 そのホンネを、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の各情報筋が伝えている。

デイリーNKジャパン
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