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共産、行く末は“五里霧中” 野党共闘確認も…つれない他党、政権樹立と選挙協力は別 (1/2ページ)

 共産党の第3回中央委員会総会(3中総)は3日、2年後の参院選で野党共闘を継続し、これまで実現しなかった他党との「相互推薦」を目指す方針を確認し、閉幕した。先の衆院選で選挙協力を行った結果、共産党の比例票は減り、議席数も大きく後退した。共産党との連立政権を否定する立憲民主党や民進党が相互推薦の提案を受け入れるかは見通せていない。(松本学)

 「共闘と(共産党の)躍進の一体的追求に挑戦しようということが、みんなの決意になった」

 志位和夫委員長は3中総閉幕後の3日夕、党本部での記者会見で力を込めてこう述べた。

 3中総では、衆院選の野党共闘の成果として、険悪な関係が長年続いてきた連合の傘下労組との連携が進展していることなどが報告された。志位氏は会見で「自治労、日教組傘下の労働組合との協力が広がった。歴史的な、大変重要な変化だ」と喜んだ。

 とはいえ、衆院選の結果に目を向ければ、共闘の効果には疑問符が付く。比例代表の獲得票は前の衆院選の約606万票から約440万票へと激減し、選挙区を含む議席は公示前の21から12に落ち込んだ。立憲民主党は16から55(追加公認含む)に議席を積み増しており、共産党の票が共闘した他党に流れていることは明白だ。

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