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トランプ氏窮地、フリン前補佐官が偽証認める ロシア疑惑に「娘婿関与」の情報も

 ドナルド・トランプ米大統領が窮地に立たされそうだ。ロシア政府による昨年の米大統領選干渉疑惑をめぐり、訴追されたマイケル・フリン前大統領補佐官が1日、ワシントンの裁判所に出廷し駐米ロシア大使との接触について連邦捜査局(FBI)に偽証したことを認めたのだ。事態は急展開する可能性がある。

 フリン氏は1日、「私は自身の行動の責任を負う用意がある」と声明を出し、捜査に協力する考えを表明。

 ロシア大使との接触について、フリン氏がトランプ氏の政権移行チームの幹部から、直接指示を受けていたことも判明。訴追文書は幹部名を明らかにしていないが、米メディアはトランプ氏の娘婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問だと報じた。大統領選でトランプ陣営とロシアの共謀があったか否かをめぐる捜査は、トランプ氏周辺に急迫する可能性が出てきた。

 フリン氏は今年2月、1月の政権発足前に駐米ロシア大使と対ロ制裁解除を協議したことをめぐり、マイク・ペンス副大統領に虚偽の報告をし、辞任に追い込まれた。

 訴追文書によると、フリン氏は政権移行期の昨年12月29日、オバマ前政権がロシアに制裁を科したことを受け、当時のロシア大使に状況を悪化させないよう求めたのにもかかわらず、FBIの事情聴取では否定した。

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