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激怒のトランプ氏が習氏に北「断油」要求 「7度目の核実験」強行か、安保理内にも制裁強化求める声 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、米全土を射程に入れたICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した北朝鮮への「封じ込め」を強化した。中国の習近平国家主席に対し、石油供給を断つよう要求したのだ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の存続に直結しかねず、識者の中には「北朝鮮は7度目の核実験を強行する」との見方もある。朝鮮半島の緊張は極限まで高まりつつある。

 「リトル・ロケットマン。彼は気味の悪い犬ころ(sick puppy)だ」

 トランプ氏は11月29日、米中西部ミズーリ州で行った演説で、こう言い切った。かつて正恩氏を「リトル・ロケットマン」と嘲笑したが、今回の「sick puppy」は、深刻な心の病を抱えた人を中傷する意味合いを含む。それだけ、北朝鮮のICBM発射に怒りを強めているようだ。

 怒りは行動にも表れた。

 国連安全保障理事会は29日夕(日本時間30日朝)、緊急会合を開いた。

 ニッキー・ヘイリー米国連大使は緊急会合で、トランプ氏が同日、中国の習主席との電話首脳会談で、北朝鮮への石油供給を断つよう求めたことを明らかにした。

 安保理は9月、石油供給制限を含んだ「最強制裁」を決議したが、トランプ政権は今回、「石油供給の完全ストップ」を突き付けた。

 いつも通りの慎重姿勢を打ち出した中国に対し、英国、フランスなどが追加制裁の必要性を訴えており、実現の可能性もある。ヘイリー氏はさらに、全加盟国に北朝鮮との関係を断絶するよう要求した。

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