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都議会公明、小池氏突き放し「辞任評価したら変なことになる」 連携解消、支持勢力が過半数割れ

 東京都の小池百合子知事と連携してきた都議会公明党は14日、小池氏との連携解消の方針を確認した。東村邦浩幹事長は取材に「小池氏は都政を国政への足がかりに考えていた」と批判し、「希望の党」の代表辞任も評価しなかった。都議会で小池氏の支持勢力が過半数割れとなり、小池氏は厳しい都政運営を強いられることになった。

 東村氏は「知事を支えてきたが、一線を画し是々非々で対応する」と明言。代表辞任について「希望が国政で過半数を取っていたら代表に残っていたのではないか。辞任を評価したら変なことになる」と突き放した。溝ができていた都議会自民党については「可能な限り対話していきたい」と意欲をみせた。公明は昨年から小池氏と連携し、都議選でも小池氏が特別顧問の「都民ファーストの会」と選挙協力。都議会(定数127)で、「都民」53人、公明23人で過半数を確保してきた。

 一方、自民都議は「衆院選直後ではなく、いま(「希望」代表を)辞めても後手後手。よほど焦っているのだろう。こちらは都政の課題でしっかり汗をかくかをチェックする」と語った。都庁内の見方も厳しく、都幹部は「代表辞任は当然だが、『都政軽視』のイメージは簡単には払拭できない」と指摘した。

 衆院選の希望敗北に続き、12日投票の葛飾区議選でも「都民」が惨敗。同都議の一人は「小池さんは都政邁進(まいしん)と言ってきたので代表辞任で良かった。小池さんもわれわれも弱っているから(周囲は)優しくしてほしい」とこぼした。

 小池氏本人は14日開かれた「都民」の政治資金パーティーで、「私はせっかちで、あれもこれもやりがち」と反省をにじませた。終了後、報道陣から代表辞任の思いを問われると、声のトーンを上げ答えた。

 「日本と、そして東京が良くなることなら、なーんでもしたい」

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