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安倍首相がトランプ、プーチン両氏の「橋渡し役」? 米露関係を取り持った過去

 北朝鮮情勢が緊迫するなか、ベトナム・ダナンでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に合わせた接触が注目されていた、ドナルド・トランプ米大統領と、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談が見送りとなった。安倍晋三首相とプーチン氏による日露首脳会談は同日開かれており、トランプ、プーチン両氏の「橋渡し役」として、安倍首相の存在感が高まりそうだ。

 サラ・サンダース米大統領報道官は10日、APEC首脳会議の期間中、トランプ、プーチン両氏が正式会談する予定はないことを、同行記者団に明らかにした。

 今月のアジア歴訪で、トランプ氏は日中韓の首脳と会談を行い、北朝鮮情勢について話し合った。北朝鮮に融和的姿勢を見せるプーチン氏との首脳会談も調整中だったが、実現しなかった。

 こうしたなか、安倍首相による米露首脳の橋渡しが注目されている。トランプ氏との盟友関係とともに、プーチン氏とも「シンゾー」「ウラジーミル」と呼び合う仲で、過去にも米露関係を取り持ったことがある。

 プーチン氏との会談後、安倍首相は「北朝鮮については相当突っ込んだ議論をした」と記者団に説明した。

 安倍首相とトランプ氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議(10~14日)が行われるフィリピンでも対話することが想定される。

 今後も、北朝鮮問題のキーマンの動向から目が離せそうにない。

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