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【高橋洋一 日本の解き方】トランプ氏アジア歴訪の真意 北朝鮮に対する「最後通牒」か、軍事行動後の体制話し合いも (1/2ページ)

 トランプ米大統領が日本などアジア各国を訪問している。

 アジア歴訪の最大の目的は、極東アジアの安全保障を確立することだ。具体的には、朝鮮半島の非核化の実現だ。そのために、この地域で最も信頼できる同盟国として、最初の訪問先に日本を選択した。

 日本の後には、韓国、中国、そしてベトナムでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。そこにはプーチン大統領も来る予定だ。ひょっとしたら、米中露の3大国による会談、そこに日本も加わる可能性すらある。そうなれば、北朝鮮版「ヤルタ会談」にもなるかもしれない。

 トランプ氏のアジア歴訪は、極東アジアの安全保障をめぐって極めて画期的なものとなりそうだ。ただ、その中身は、北朝鮮が非核化に合意しない限り、軍事行動するというものだ。

 トランプ氏は、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対して「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と強調し、軍事オプションを排除しない姿勢を繰り返し示している。これは、北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させるため最大限の圧力をかけるということだ。

 これは「対話のための対話」ではない。つまり、ある時期までに北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄しないのであれば、軍事オプションに移行するわけだ。筆者は、もうそのデッドラインは超えていると思う。

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