記事詳細

【スクープ最前線】迫る中国の北切り 米韓軍事演習だけでは暴発防げない?人民解放軍特殊部隊の潜入作戦検討か (1/2ページ)

 朝鮮半島情勢が再び緊迫している。北朝鮮で弾道ミサイルの発射台に動きが見られるうえ、米原子力空母「ロナルド・レーガン」を中心にした空母打撃群と韓国軍の共同演習が16日始まった。日本海や韓国西方の黄海で20日まで行われる。18日から共産党大会を開催する中国の「北朝鮮決別」の決断とは。ジャーナリストの加賀孝英氏の渾身リポート。

 「米国の『北朝鮮攻撃のXデー』は、ドナルド・トランプ大統領のアジア歴訪(11月3~14日)後とみられていた。だが、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が『玉砕覚悟で先制攻撃を仕掛ける決断した』という未確認情報がある。当局は必死で確認作業を行っている」

 旧知の外事警察幹部は緊張した声で語った。

 米韓軍事当局によると、北朝鮮の数カ所で移動式発射台の動きを米偵察衛星がとらえた。開発中のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星14」か、中距離弾道ミサイル「火星12」の可能性があるという。

 韓国国防省は16日午前、米韓両軍による共同訓練を始めたと明らかにした。米国の圧倒的軍事力を見せつけることで、北朝鮮の暴発を防ぎ、屈服させることだ。だが、大丈夫なのか。

 北朝鮮が先制攻撃を仕掛ける可能性はゼロとは言えない。現に、前回の連載で報告したように、朝鮮労働党幹部は私(加賀)に対し、「もはや米朝軍事衝突は避けられない」「韓国や日本の米軍基地、米本土に、核ミサイルを撃ち込む」と豪語したのだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう