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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「迷」》政策よりカネ重視で迷走の小池新党 雑な公約、カタカナやめて日本語で話せ (1/2ページ)

 今回の衆院選は政治記者泣かせだ。解散から投開票日までの約3週間で野党第一党が消滅し、新しい政党が2つ誕生した。思わぬ野党再編のあおりで、忙しくなったことを嘆いているのではない。野党、中でも新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)の迷走ぶりに、国民の政治不信は一層高まったのではないかと危惧しているためだ。

 希望の党は、民進党を丸ごと飲み込み、さながら「民進党のコスプレ」(自民党・小泉進次郎筆頭副幹事長)かと政界に激震が走った。だが、実際には公認候補の擁立前に「排除」という手続きが行われた。民進党所属の前衆院議員はコスプレに一定の条件をつきつけられたのだが、このやり方は実に憤懣(ふんまん)ものだった。

 小池氏が政権選択選挙である衆院選に出馬せず、首相候補がわからないまま選挙戦に突入した違和感も相当だが、希望の党への支持が広がりを欠いているのは、党の政策を軽視した形で「排除」を強行したためではないだろうか。

 希望の党は党公約を明らかにする前に、同党の公認を望む立候補予定者に「政策協定書」へのサインと必要経費の支払いを求めた。有権者は選挙で、各候補者が訴える政策を比べ、日本の将来や自分の日々の暮らしを託せると信じた先に一票を投じる。

 それなのに、希望の党は公認候補の条件で、政策よりもカネの有無を重視したように映った。もちろん、政治活動には一定の資金は必要だが、政策は政治の生命線だ。仮にも野党第一党だった民進党前議員が、中身が空っぽな急ごしらえの政策協定書にサインするか否かを悩み、翻弄され、新党ブームに乗じるかのように希望の党にお金を払う様子を知った国民はどう感じただろうか。下品は承知だがあえて書かせてもらう。政治家よ、国民をなめるな。

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