記事詳細

自民VS希望が一騎打ち 「今度こそ白黒付ける」熊本で前職同士5度目の対決

 熊本1区は自民党の前職、木原稔氏(48)と、民進党から希望の党に合流した前職、松野頼久氏(57)の一騎打ちとなった。両氏の対決は5度目となる。過去4回は2勝2敗とあって、両陣営とも「今度こそ白黒付ける」と意気込む。

 木原氏の陣営は午前10時から、健軍神社(熊本市東区)で出陣式を開いた。自民党などの県議や市議、各支援団体の関係者らが集まった。

 木原氏は第一声で、仮設住宅入居期限延長など、熊本地震からの復旧復興に関する政府の取り組みを強調した。「復興仕事人」のキャッチフレーズを掲げ、「復興はまだ道半ばであり、やり残した仕事もある。仕事人としてコツコツと結果を出し、被災者に寄り添う」と述べた。

 大接戦が予想されるが、木原氏は前回に続き、公明党の推薦を求めなかった。熊本県では選挙区減により、自民党前職1人が比例単独に回った。木原氏は「『比例は公明』と呼びかけることはできない」としている。

 一方、松野氏の陣営は、同市中央区の選挙事務所横で出発式。民進党の県議、市議らが参加した。松野氏は「消費税増税の凍結、原発ゼロ、国会議員の定数削減を含めた身を切る改革、これは自民党とは違う政策だ。安倍一強体制を倒す、代えるため、みなさんの力を貸してほしい」と訴えた。

 前回、選挙区で勝った木原氏と、敗れた松野氏の差は約1万3800票だった。共産党候補が、1万4900票を獲得していた。今回、共産党は野党共闘を重視し、1区で擁立を見送っている。

 希望の党が保守色を強めたこともあり、共産党は1区を自主投票としたが、同党の票がどれだけ松野氏に流れるかも、注目される。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう