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「国民に説明を」ユリノミクス“袋だたき” 原発ゼロ、増税凍結など耳心地のいいフレーズズラリも…

 小池百合子都知事率いる新党「希望の党」の衆院選公約が酷評されている。「消費税増税の凍結」「原発ゼロ」「花粉症ゼロ」「政治のしがらみ排除」「ポスト・アベノミクス(ユリノミクス)」などと、耳心地のいいフレーズがズラリと並ぶ。小池氏は「ある意味タブーに挑戦した」と胸を張るが、あの旧民主党の政権公約をほうふつさせる。与野党幹部は早速、批判を展開した。

 「何を主張したいのか分からない。経済政策も外交も立ち止まることはできない」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は共同通信のインタビューで、希望の党が消費税増税の凍結を公約に盛り込んだことを、こう批判した。

 菅義偉官房長官も6日の記者会見で、「経済再生は単なるスローガンでできるものではない」「政策を具体的にどう実現していくか。国民にしっかりと説明する必要がある」と指摘した。

 共産党の志位和夫委員長は「希望の党は安倍政権最大の援軍になっている。野党共闘をつぶし、野党を分断した。安全保障関連法や憲法9条改正を容認しており、自民党の補完勢力に他ならない」と批判した。

 集中砲火を浴びた小池氏は、朝日新聞が7日朝刊で報じたインタビューで、「希望の党の『首相候補』を選挙期間中に示すのか?」と聞かれ、「まあ……。それは基本的にはない」と答えた。

 こうした姿勢について、前出の菅氏は「政権獲得を目指す政党の代表が選挙にも出ず、誰を首相にしたいのかを明らかにしないままでは、国民には極めて分かりにくい」と疑問視した。

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