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【永田町・霞が関インサイド】「博徒」小池氏に「政権交代」現実味 安倍首相退陣ならトランプ氏来日中止も (1/2ページ)

 今や小池百合子・希望の党代表(東京都知事)は、安倍晋三首相に取って代わって政権の座に就こうかという勢いである。

 民進党(前原誠司代表)が希望の党に事実上、身売りしたことで、それはさらに加速した。

 小池パワーは、まるで映画『エイリアン』で「エレン・リプリー」を演じたシガニー・ウィーバーのようだ。

 「リセット」の一言で新党参加者を平伏させた小池氏の度胸から、よく「勝負師」と言われる。

 だが、筆者は一貫して、小池氏を「博徒」であると表してきた。

 もちろん、『緋牡丹博徒』シリーズで藤純子演じる「お竜」ではない。高倉健が『昭和残侠伝』シリーズで演じた「花田秀次郎」でもない。

 なぜならば、「勝負に勝つことがすべて」の博徒にも義理人情があり、一寸の虫にも五分の魂であるからだ。

 その意味で、小池氏は非情と言うと怒られるかもしれないが、「怜悧冷徹」(れいりれいてつ)である。要は、義理人情に流されないのだ。

 右に進むべきか、左に行くのかの政治決断を下すに当たって、小池氏の「クール」が奏功したと言っていい。

 「寛容な改革保守」を標榜する小池氏は今回、安倍政権との将来の連携という「右」ではなく、自公政権の受け皿を目指す「左」を選択したということである。

 と同時に、決断が早い。谷垣禎一元総裁(京都5区選出)が引退を表明するや、小泉純一郎政権の首相補佐官(安全保障担当)時代の防衛省スタッフだった井上一徳情報本部副本部長・防衛装備庁調達管理部長を擁立した。

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