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築地大混乱、マグロ仲卸業・生田与克氏が激白「小池氏が出てくる前の方が希望はあった」 (1/2ページ)

 「希望の党」を立ち上げ、衆院選出馬も取り沙汰される小池百合子東京都知事。知事就任から1年あまり、築地市場から豊洲新市場への移転延期や2020年東京五輪の準備をめぐり混乱を招くなど、都政で実績を残したとは言いがたい。小池都政に翻弄された市場関係者は心底憤っている。

 「(小池知事を)認められるところは1つもない。『希望』っていうけど、小池氏が出てくる前の方が希望はあった」

 こう息巻くのは、築地で長年マグロ仲卸業を営む「鈴与」の3代目店主・生田与克(よしかつ)氏。豊洲への移転を延期した末に「豊洲は生かす、築地は守る」という併用案を打ち出した小池氏を強く批判した。

 「現実的に不可能な話で、市場全員が何言ってるんだということになった。市場や流通を分かる人間からしたら、むちゃくちゃだ」

 生田氏は魚河岸を営むかたわら、魚食や魚文化についての啓発活動にも精力的で、市場移転問題にもいち早く声をあげた1人。6月には生田氏を含む都民7人が、豊洲移転を延期した小池氏の判断は不当で、必要のない維持管理費がかかっているとして、知事らに約1億8000万円の損害賠償を求めて東京地裁へ提訴した。

 30~40年間も議論された末、ようやく「2016年11月7日に豊洲移転」でまとまったのに、なぜ小池氏が蒸し返したのかと憤る。市場はもちろん、東京五輪の準備にも悪影響を及ぼすためだ。「築地の跡地は、3000台分の仮設駐車場になる計画だが、ホテル並みの付帯設備が必要になる。タイムリミットは2年なのに移転しない」

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