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【夜回り先生・水谷修 天に向かって、つばを吐く】1220万人がこころの病抱えるニッポン 危険な精神科薬何種類も投与されるキケンな現実 (3/3ページ)

 今、精神医療を受けている人たちへお願いです。必ず医師に、治療計画及び副作用をきちんと書類で書いてもらってください。そして、治療がきちんとできなかった場合は、完治しなかったり、それによって症状が悪化した場合は、医師を訴えることを伝えてください。ほとんどすべての医師が、治療を拒否するはずです。その医師は、“使い物にならない医師”です。それをきちんとしてくれた医師から治療を受けてください。

 私は、あまりにも精神医療によって壊され殺された子どもたちを見過ぎました。先日も1人失いました。

 最後に、私は、医師による精神科薬の投与を、すべて否定しているわけではありません。眠れない状態が何日も続けば、その患者の身体は壊れてしまいます。死にたい状況を続けていれば、自らいのちを絶ってしまうことにもなります。二ヶ月から四ヶ月程度、精神科薬を投与し、その症状を緩和させ、そしてその間に、環境を変えさせていく。このような治療は否定していません。それこそが本来の治療の姿ではないでしょうか。

水谷修(みずたに・おさむ) 1956年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業。83年に横浜市立高校の教諭となり、子供の非行や薬物汚染拡大防止のため「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行う。2004年9月に辞職。現在は「夜回り」のほか、メールや電話による相談を受け、講演活動で全国を駆け回っている。

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