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経済制裁が北朝鮮の国民生活を直撃…「核開発は不愉快」庶民感情が悪化 (3/3ページ)

 北朝鮮庶民を苦しめているのはガソリン価格の高騰だけではない。

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、核実験の成功を祝う行事や政治講演会が相次いで開催されている。つまり、その分市場で商売をする時間が減り、収入が減ることを意味する。

 ソウルに住む脱北者は、会寧(フェリョン)に住む家族から電話で「最低気温が7度まで下がったのに、薪を買うカネがない、送ってほしい」と懇願されたという。

 別の情報筋は、核実験以降さらに生活が苦しくなり、核実験やミサイル発射に関心を持たなかった人々も、核兵器開発を非常に否定的に見るようになったとして、次のように述べた。

 「(核実験は)3代世襲の元帥様(金正恩党委員長)の体制を頑丈なものにするかもしれないが、その日暮らしをしている我々人民にとっては非常に不愉快なことだ」

 (参考記事:「米軍が金正恩を爆撃してくれれば」北朝鮮庶民の毒舌が止まらない

デイリーNKジャパン
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