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山口組弘道会トップ逮捕の舞台裏 高山若頭の出所2年後に控え、暴力団関係者「動向探る狙いも」 (2/2ページ)

 「竹内会長は関東の指定暴力団稲川会のナンバー2と対等な兄弟関係にあり、京都の会津小鉄会が山口組と神戸山口組への支持をめぐって分裂し、山口組派が今年2月に組織を発足した際の後見人となるなど他団体との外交も任されている。弘道会は山口組の構成員約5200人の約5分の1の勢力を持つ。トップの社会不在は短期間でも弘道会、山口組の弱体化につながる」(捜査関係者)

 警察庁によると、15年8月の山口組分裂から今年8月までに抗争とみられる事件は97件発生。昨年3月の33件をピークに緊張が高まったが、今年5月以降は起きていない。

 暴力団関係者は「警察当局は、携帯電話を他人名義で機種変更したなどの形式犯で山口組や神戸山口組の直系組長の逮捕を続けている。三つどもえの状況が続き、同じ弘道会出身で恐喝罪で収監されている山口組ナンバー2の高山清司若頭の出所を2年後に控えるなか、山口組の動向を探る狙いもあるのだろう」と指摘している。

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