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麻生氏、菅氏との“暗闘”負けた 内閣改造や醜聞対応などで対立、永田町に流れる「安倍首相との代理戦争」のウラ (1/3ページ)

 麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官との“暗闘”が続いている。安倍晋三首相にとって、2人は側近中の側近で、「政権の柱」といえるが、内閣改造や醜聞対応などで対立し、その亀裂が広がりつつあるというのだ。永田町に流れる「安倍首相と麻生氏の代理戦争」という見方とは。自民党は茨城県知事選(27日投開票)で勝ち、10月の「衆院トリプル補欠選挙」での勝利を目指すが、麻生、菅両氏の対立が抜き差しならなくなれば、安倍政権の基盤を揺るがしかねない一大事となりそうだ。

 「真摯(しんし)に10年先を見据えた訴えが皆さんの支持をいただいた。人口減少対策、それが最大の課題だ。挑戦する茨城にしたい」

 茨城県知事選で勝利した、経産省出身で無所属新人の元IT企業役員、大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦=はこう語った。

 自民党は、内閣改造後初となる大型地方選挙に必勝を期していた。東京都議選惨敗の悪い流れを断ち切り、10月22日投開票の衆院青森4区、新潟5区、愛媛3区の「トリプル補選」に弾みをつけたい考えだった。

 このため、岸田文雄政調会長や、野田聖子総務相、加藤勝信厚労相、小泉進次郎筆頭副幹事長らを重点投入し、「新しいリーダーを誕生させて歴史を変えよう」(進次郎氏)と訴えた。

 茨城県は、菅氏が「政治の師」と仰ぐ、梶山静六元官房長官の地元である。菅氏は今回の選挙に深く関わったが、県連と太いパイプを持つとされる麻生氏は、「あまり存在感がなかった」(県連関係者)という。

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