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徴用工の懸念、韓国・文大統領が黙殺 額賀氏と会談、慰安婦合意でも平行線…

 【ソウル=名村隆寛】超党派の日韓議員連盟会長の額賀福志郎元財務相(自民党)らは21日、韓国大統領府で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と約40分間、会談した。韓国大統領府は、文氏が慰安婦問題に関する日韓合意について「国民が情緒的に受け入れられない」との従来の主張を伝えたと明らかにした。

 大統領府によると、文氏が「韓国人の個人請求権は消滅していない」との認識を示していた日本の朝鮮半島統治下での徴用工問題に関し、額賀氏らが日本で心配している国民が多いと伝えたが、文氏は答えなかったという。

 額賀氏は会談後、記者団に「未来志向で両国関係を進めていこうということで合意した」と説明した。日韓合意や徴用工問題については「率直に意見交換」を行ったとしたが、詳細は明らかにしなかった。額賀氏は訪韓前、文氏に徴用工問題について「言うべきことは言う」と語っていた。

 一方、日韓議連と韓国の韓日議連は21日、ソウル市内で合同幹事会を開き、11月5、6の両日に東京で合同総会を開くと決めた。対北朝鮮の連携などを議題とすることを確認したが、徴用工問題や慰安婦問題の具体的な意見は出なかった。

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