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《zak女の雄叫び お題は「猛」》安倍首相の“猛省”台無し? 江崎沖縄北方相の失言が火種に (1/2ページ)

 安倍晋三首相の“猛省”も台無しか。首相は3日夕、第3次安倍第3次改造内閣の発足に伴う記者会見で、加計学園(岡山市)の獣医学部新設計画への対応を踏まえ「国民の皆さまから大きな不信を招く結果となり、改めて深く反省し、おわび申し上げる」と述べた。内閣改造で人心を一新し、7月の東京都議選大敗後に急落した内閣支持率を打開する狙いがあった。全19ある閣僚ポストのうち、初入閣はわずか6人。経験豊富な「仕事人内閣」で出直しを図ったつもりだった。

 ところがである。“狭き道”を突破して初入閣を果たした江崎鉄磨沖縄北方担当相の失言が止まらない。5日、地元の愛知県一宮市で国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。ちゃんと答弁書を朗読かな」と発言。国会軽視との批判を受け、7日に「不用意な発言で軽率だった」と釈明に終われた。

 ところが翌8日午前の閣議後会見で、江崎氏は日米地位協定に関し「少し見直さないといけない。私は門外漢だが、そういう気持ちを持っている」と見直しに言及した。同じ日の午後、沖縄県入りした江崎氏は記者団の取材に応じ「政府方針に沿った発言だ」と説明したが、役所が作成したペーパーを江崎氏が棒読みする姿が全国放送された。

 安倍政権は2015年に在日米軍基地内で自治体などの環境調査を認める環境補足協定を米政府と締結。今年1月には米軍属の範囲を縮小する別の補足協定にも日米両政府が署名したが、政権は協定自体を改定する意向はない。沖縄県では地位協定の抜本見直しを求める声は強まっており、沖北相の発言は沖縄県民の感情を逆なでにしかねない。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の辺野古移設問題で政府と県の対立が深まる中、江崎氏の一連の対応は政権の足かせになる可能性が高まってきた。

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