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河野氏が「負の遺産」払拭 外交デビューで「父親超え」、中韓に強い存在感 (1/2ページ)

 河野太郎外相が「外交デビュー」で、八面六臂(ろっぴ)の大活躍を見せている。訪問先のフィリピンで7日、レックス・ティラーソン米国務長官や、中国の王毅外相、ロシアのラブロフ外相、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相らと次々に会談し、強い存在感を示したのだ。希代の「親中派」「親韓派」である父、洋平元官房長官の「負の遺産」を克服していく勢いだ。

 「(南シナ海に関する)あなたの発言を聞いて率直に言って失望した」

 王氏は、日中外相会談でこう語った。「盗っ人猛々しい」とは、まさにこういうことだ。

 中国は、南シナ海のほぼ全域を囲む「九段線」を勝手に引き、岩礁を埋め立てて軍事基地化しているうえ、日本固有の領土である沖縄県・尖閣諸島の周辺海域に、軍艦や公船を侵入させている。まるで無法国家だ。

 河野氏は注目の会談で、南シナ海問題について、国際法に基づき各国船舶による「航行の自由」を守るべきだとする立場を伝達し、中国の動向について「深刻な懸念を持っている。一方的な現状変更の試みに強く反対する」と述べた。日本の外相として当然の主張といえる。

 王氏の失礼極まる先の発言は、河野氏に対抗したもので、洋平氏のことを持ち出して、「正直な政治家」「彼の経験した歴史の教訓と正確な意見を大切にするよう望む」とも語ったという。中国にとって、洋平氏はよほど「都合のいい政治家」だったようだ。

 河野氏は、日米、日露外相会談にも臨んだ。

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