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元山口組の猫組長 現在、悠々自適の暮らしができる理由 (1/2ページ)

 一昨年の山口組分裂以降、メディアに頻繁に登場する元ヤクザの一人が「猫組長」(53)である。元山口組の幹部であり、分裂騒動に前後して山菱のバッジを手放した。その後は「元山口組」という肩書きで発言し、注目を集めている。

 2015年12月に引退した猫組長は、山口組三次団体の元組長だ。その名が知られるきっかけになったのは同年8月、六代目山口組と神戸山口組に割れた分裂劇の直後から、「猫組長」のアカウント名で組織の内部情報をツイッターで次々と発信。

 〈ほんまに割れた〉

 〈昨日まで兄弟分だったのが今日からは敵。皆んなどうしてるのか〉

 など、内部の者しか知り得ない情報が話題を呼び、フォロワー数は5万8000人を超えている。

 現在、猫組長は裏社会と金融に関する雑誌連載を持ち、『山口組分裂と国際金融』(渡邉哲也氏との共著・徳間書店)などの著書を執筆するほか、今年6月には『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)にコメンテーターとして出演。山口組の分裂騒動について、意見を述べていた。猫組長が引退時についてこう振り返る。

 「やめて良かったと思っています。私が引退したのは分裂騒動のゴタゴタに嫌気が差して“ちょうど良いタイミングだ”と思ったのが一つ。もう一つはより本質的な理由です。私は暴力性こそがヤクザの本質と考えていますが、その暴力を躊躇なく行使できる精神も力も持てなくなっていた。ヤクザとしての自身の限界を感じたのです」

 猫組長は投資顧問会社から暴力団の世界に飛び込んだ「“カタギ出”のインテリ経済ヤクザ」(山口組関係者)とされる。

NEWSポストセブン
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