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2年連続の水害に泣く「掘っ立て小屋」暮らしの北朝鮮国民 (2/2ページ)

 そこで仕方なく山に入り、掘っ立て小屋を建てて暮らしていたというわけだ。

 役人たちは、これを商売のチャンスと見ているようだ。

 別の情報筋によると、国営企業は、山林経営所、林産事業所と結託して建築承認を取り付け、土壁の家を建設した。掘っ立て小屋暮らしに疲れ切った人々に売りつけるためだ。

 長屋形式で1棟に4世帯が暮らすようになっていて、価格は15坪で1万2000元(約19万7000円)。北朝鮮国民には大金であり、捻出できる人は限られている。しかし設備はいい加減で、水道も電気もないため、井戸水や発電機を使わざるを得ない。

 それでも新しい家に入れた人はまだマシだ。貧しい人々は、壊れた家を修理して住む以外に方法がないのが現状だ。

デイリーNKジャパン
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