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加戸氏“爆弾”証言に「前川氏=抵抗勢力」の意見も 「加計」「日報」めぐり閉会中審査 (1/2ページ)

 安倍晋三首相らが出席する衆院予算委員会の閉会中審査が24日、始まった。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設について、「総理の意向」などで行政がゆがめられたか否かが焦点となった。加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事や、前川喜平元文科事務次官、和泉洋人首相補佐官らが参考人として招致されたが、日本獣医師会幹部は「都合がつかない」として欠席した。安倍首相は疑惑を払拭できるのか。

 「『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることだから、疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。常に国民目線に立ち、丁寧なうえにも丁寧に説明を続けたい」

 安倍首相は24日午前の集中審議で、こう語った。野党の質問に怒りをあらわにすることもある首相だが、内閣支持率が30%未満の「危険水域」に突入するなか、反省の意思を示し、冷静な受け答えに終始した。

 自民党の小野寺五典氏は「加計問題」について、安倍首相が便宜を図るよう指示したかについてただした。首相は「個別の案件について指示したことはない」「(加計側からの)獣医学部新設について、働きかけや依頼はまったくなかったことを明確に申し上げたい」と全面否定した。

 野党や前川氏は「加計ありき」と主張し、政権批判を強めている。

 愛媛県と今治市は2007年から15回、構造改革特区制度を利用した獣医学部新設を政府に提案し、実現しなかった。

 加戸氏は「15戦全敗で相撲なら引退勧告だ。(その後)今治市が国家戦略特区で単独でやる中で、内閣府の頑張りと国家戦略特区諮問会議の英明なる判断で、やっと道にたどりついた」「既得権益擁護団体(=獣医師会側)が(文科省や農水省に)強く働きかけ、岩盤(規制)が硬く固められ、役所の力では崩せなかった」などと語った。

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