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安倍首相、予算委出席の狙い 「加計問題」疑念払拭へ「『逃げた』と言われたまま改造迎えられない」

 安倍晋三首相が、真摯(しんし)に説明責任を果たすことを決断した。学校法人「加計学園」問題をめぐる首相出席の予算委員会集中審議は、首相自身が出席の意向を示したことで急転直下、開催が決まった。24日からの週で調整する。官邸や自民党国対の一部には「拒否すべきだ」との意見もあったが、首相は来月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事前に路線転換を図り、疑念払拭に努める。

 「自ら国会の場に出て説明する意思がある」

 安倍首相は13日、自民党の竹下亘国対委員長に電話でこう伝えた。

 竹下氏はこの直前、民進党の山井和則国対委員長と会談し、首相出席の予算委開催を拒否していた。安倍首相の意向を確認して、対応を変えた。

 自民党の小此木八郎国対委員長代理は14日の記者会見で、予算委について、24日からの週に開催したいとの考えを示した。時間配分について、与党と野党が1対1となるよう求めている。

 安倍首相は8月の人事で体制を一新し、局面転換を図る考え。その前に予算委を開いて説明を尽くした形を取らなければ改造後まで問題を引きずり、悲願の憲法改正が危うくなる懸念もあった。

 政府関係者は13日夜、「『逃げた』と言われたまま改造を迎えるわけにはいかない」と記者団に明言した。

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