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「このハゲー!」波紋…議員秘書のストレス、一般人の2倍超! 「小規模なオーナー企業」永田町ワーカーの実態 (1/2ページ)

 元政策秘書の男性に「このハゲーーー!」などと罵倒した音声が社会問題になり、豊田真由子衆院議員は自民党を離党したが、国会議員秘書のストレスを調査した研究者は「似たような事例は他にもある」と明かす。研究結果から、平均的な職場の2倍以上の割合で心労や不安にさいなまれるという永田町ワーカーの姿が見えてきた。

 豊田氏の金切り声は、ふだん目立つことの少ない国会議員秘書という存在をクローズアップさせた。6月29日発売の週刊新潮は第2弾として、元秘書を「赤ちゃん言葉」などで攻撃する新たな音声データの存在について報じている。

 筑波大学大学院人間総合科学研究科でヒューマンケア科学を専攻する舟木彩乃氏は昨年、公設か私設かを問わず国会議員秘書155人を対象に調査を行った。

 「ストレスチェックが義務化されていない小規模の事業場で働き、かつストレスが多いと考えられる職業でありながら、労働の実態が一般的に知られていない議員秘書を対象に、ストレス状態を調査することにした。これまで議員秘書の職業性ストレスについての調査・研究は報告されていない」とその理由を話す。

 そこで明らかになったのは驚くべき結果だった。

 「現在50人以上の事業所で義務付けられているストレスチェックテストを実施した。このテストは回答者の約10%が、産業医への面談が必要とされる『高ストレス者』になるよう設定されているが、有効回答した国会議員秘書144人のうち33人、つまり23%が高ストレス者だと判定された」

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