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【2017都議選 首都決戦】自民・川井氏、激しい都知事批判 小池氏は「懐刀」女性秘書を刺客に (1/2ページ)

 小池百合子都知事が、今回の都議選(7月2日投開票)で、密かに“重要選挙区”に位置付けたとみられるのが、中野区(定数3)だ。就任直後のあいさつ回りで、小池氏を冷遇した自民党現職の都議会議長、川井重勇(しげお)氏(69)の地盤で、都民ファーストの会から自身の女性秘書を“刺客”として送り込んでいる。迎え撃つ川井氏は「反小池」のボルテージを上げている。

 「今、非常に危険なのは、小池氏が自分の言いなりになる議会構成にしようとしていることだ。まさに、これは独裁政治だ! 都民ファーストの候補は、市場移設問題でも自分の意見は言わない。『知事の決定に従う』という。これでは議会と行政のチェックアンドバランスがとれない」

 川井氏は今週初め、JR中野駅前でこう訴えた。激しい小池批判というしかない。

 6選を目指す川井氏は、1997年に都議に初当選した。今季限りで引退する「都議会のドン」こと内田茂都議の強い薫陶を受けた「4人組」の1人である。

 小池氏は昨年8月の初登庁後、就任あいさつで議長室を訪れた。報道陣から記念撮影を求められたが、川井氏は「あなた(報道陣)の要望に応える必要はない」と拒否し、小池氏と距離を置いた。その後、「雪解け」が進んだようにも思えたが、激しい批判には焦りでもあるのか。

 川井氏の事務所関係者は「厳しい戦いになるとみている。都民ファーストの会には非常に人気が集まりそうだ。目の前のことを焦らずやっていくのみだ」と語った。

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