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MEGA地震予測、東北地方で危険シグナル 鳥取・熊本と同じ“前兆” 徳島の「沈降」→「隆起」にも注意 (1/2ページ)

 昨年10月に発生した鳥取県での震度6弱、さらに年末に起きた茨城県北部(震度6弱)の地震をズバリ予測し、「恐ろしいほどよく当たる」と注目を集める「MEGA地震予測」。この研究チームが新たに福島、岩手両県など東北地方で不自然な地殻変動が起きているのを捉えた。昨年の鳥取地震や熊本地震と同じような前兆も出現しているといい、不気味さが際立つ。西日本では徳島県などでも異常変動が確認されており、対象地域は震度4~5以上の揺れに警戒が必要だ。

 MEGA地震予測を主催する「地震科学探査機構(JESEA)」の村井俊治会長は現在、東西南北への動きを示す「水平方向」の地殻変動に注目している。

 「東日本大震災以降の大きな流れで言うと、日本列島は『南東方向』の動きが主流となっている。だが、房総半島(千葉県)、伊豆半島や御前崎(静岡県)、潮岬(和歌山県)、室戸岬(高知県)などはそれとは逆方向の『北西方向』に動こうとしている。こうした状況はそれぞれの地域の地下で、歪(ひず)みがため込まれていることを示しており、巨大地震が発生しやすい環境が生まれているといえる」と村井氏は言う。

 これに加え、ここ最近、気になる動きを見せているのが東北地方だ。

 3月26日~4月1日にかけ、不自然な水平方向の動きが一斉に出現=表1。次の週(4月2~8日)になると異常変動を示す地点が減少=同2、その後、大きな変動のない「静穏(せいおん)」と呼ばれる期間に突入した。

 「昨年の熊本地震や鳥取地震の前もそうだったが、巨大地震は異常変動の後、静穏期間を経て発生することが多い。異常変動を示す矢印が途切れる場所に位置する福島県沖や岩手県沖の地下には巨大地震につながる歪みがため込まれている可能性が高い」(村井氏)

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