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長島氏の離党は残念 「共謀罪」には徹底抗戦 (1/2ページ)

 長島昭久元防衛副大臣=衆院東京比例=が10日、野田佳彦幹事長に離党届を出した。当選同期の仲間として長い間苦楽を共にしてきただけに、ただ「残念」としか言いようがない。

 党選対委員長として、1点だけ付け加えておきたい。

 長島氏は10日の記者会見で、民進党を離党する理由について「共産党と『共闘』する党方針は受け入れがたい」と語ったが、それは違う。共産党とは、現状、野党がつぶし合っていては与党を利するだけとの認識で、選挙区で候補者をバッティングさせないための「調整」「連携」を志向している段階に過ぎない。

 自民党に代わる「真の保守」の旗を掲げるのであれば、野党第1党である民進党の立て直しこそが本筋だと、私は信じている。

 一方、通常国会は、後半戦を迎えている。最大の焦点は、いわゆる「共謀罪」の新設のために政府が提出した組織犯罪処罰法改正案だ。

 この「共謀罪」法案は、まだ犯罪を実行していない計画・準備段階での処罰を認めるため、国民の人権や自由を侵害する懸念が大きい。民進党として、廃案を目指して政府・与党と徹底的に戦っていきたい。

 「共謀罪」法案には、審議「手続」、「必要性」、「内容」の面で問題がある。

 まず、「手続」面で言えば、政府は、「共謀罪」よりも先に、性犯罪を厳罰化する刑法改正案を提出している。国会の原則からいけば、刑法改正案が先に審議されるべきだ。それにもかかわらず、政府・与党は、この原則を曲げてまで「共謀罪」法案を先に審議しようとしている。

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