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【室谷克実 新・悪韓論】ネットでデマ&罵倒!大統領選はブルジョア左翼vs従北派左翼の泥仕合「沈んでいくヘル・コリア」 (1/2ページ)

 韓国大統領選(5月9日投開票)は、15、16両日の候補者登録申請(=日本の公示)を前に、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表の支持率が急上昇し、独走状態だった左派系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表に並んだ。

 2者対決となった場合は、安哲秀氏が優位との調査もある。いよいよ、「新しい国技」と言うべき「ネットを利用したデマによる罵倒合戦」が本格化する。

 しかし、韓国人がいう「ダイナミック・コリア」-つまり、いつ何が起きて風向きが激変するか、予測不能な国民性がある。とりわけ今回は、米国と北朝鮮との対決が横にある。投開票が終わるまで、何があるか予断は許されない。

 世論調査を見れば、支持率の急変は、文氏が共に民主党の正式候補に決まった直後から始まった。同党内で「文氏ほど過激でない候補」だった、安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事の支持層が、安哲秀氏支持に回った。

 そして、安哲秀氏は、そのタイミングに合わせて保守層取り込みの発言をした。

 「朴槿恵(パク・クネ)前大統領の赦免検討」をにおわせ、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」は「反対」の基本的立場を変えたわけではないが、「米国との合意は政権が変わっても受け継がれる」と述べ、対処姿勢を修正した。

 保守系の有力候補がいないなか、「従北派左翼」の文氏を拒絶する人々が、「マシな候補」として安哲秀氏支持に流れたのは間違いない。

 最大の発行部数を持つ保守系紙「朝鮮日報」が安哲秀氏に「中道の…」との冠詞を付け始めたのも、「従北派の左翼にだけは政権を渡してはならない」の一念だろう。

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