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【室谷克実 新・悪韓論】財閥に迫る新政権の脅威、ロウソクデモ隊がオーナー邸囲む日近い 公取委は先取りゴマスリ開始 (1/2ページ)

 韓国の司直は、常に「強い者の番犬」だ。裁判所も検察も、少し前までは「朴槿恵(パク・クネ)政権の飼い犬」と言われていたのに、ロウソクデモで力関係が変わるや「左翼勢力の走狗」に転じた。司直の一翼である公正取引委員会が「45大財閥総帥一家の私益騙取(へんしゅ)調査」に乗り出した(中央日報、17年3月28日)のも、「次の政権集団」の顔色を見ての行動だろう。

 摘発された財閥は課徴金程度で済むのかどうか。確実視される「文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党政権」の対財閥政策がどんなものかを、最初に示す事件になるだろう。

 文氏は、次から次へと公約を述べている。どれもこれも支持層を固めて、票を伸ばす公約ばかりだ。「公務員80万人の新規雇用」は、若年失業者が大喜びする公約だ。

 もっとも、警察官、教員も含めて公務員50万人強の国で、80万人も公務員を増やしたら、どんな仕事をさせるのか。文氏は「公務員の政治活動保障」も公約している。となると、ロウソクデモの要員だろうか。

 ともかく、次から次へ公約を出しているのに、財閥について直接言及していないことが不思議だ。

 ロウソクデモの参加者たちは、サムスングループの事実上経営トップである李在鎔(イ・ジェヨン)被告(現在は拘留中)の似顔を描いたボールを蹴り、同氏の写真に石を投げつけた。

 韓国流に言えば「既に“民心”は『財閥は解体しろ』と述べている」状況なのに、文氏は何も言わないのだ。

 ただ、共に民主党の議員は、李被告を国会で喚問した際、「早く経営権をよこせ」と露骨に要求した。文氏の意向通りに動いた特別検察官は「サムスン、SK、ロッテは、朴容疑者と崔順実(チェ・スンシル)被告の共犯」と認定した。

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