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【共産党研究】朴政権崩壊で強まる党の「反日」度 歴史批判を売り物に (1/2ページ)

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 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、絶体絶命の危機に立たされている。4年前、朴氏が大統領に就任した際、共産党の志位和夫委員長は祝辞を送っている。他国の、しかも「反共・保守派」の大統領に当選の祝辞を送ることは初めてのことだろう。それぐらい、共産党は「親韓派の政党」になっているということでもある。

 だが、かつては最も「嫌韓派の政党」が共産党だった。

 朴氏の父、朴正煕(パク・チョンヒ)氏が大統領だった時代は、まともな国として認めていなかった。朝鮮半島の唯一合法政府は、朝鮮民主主義人民共和国、すなわち北朝鮮というのが共産党の立場であった。

 だから、韓国とか、朴政権を表示する際、すべてカギかっこを付けていたものである。北朝鮮は「地上の楽園」、韓国は米国に支配された軍事独裁政権というのが、朝鮮半島に対する共産党の見方であった。

 それが今では180度変わり、野党として韓国との接近に最も力を入れている。その契機となったのが、志位氏の2006年の初訪韓であった。以来、志位氏は2年に1度のペースで訪韓し、高麗(コリョ)大学、建国(コングク)大学などで講演を行っている。

 韓国側でも、朴支持派の有力紙が日本共産党をベタ褒めにする記事を掲載したり、志位氏の著書の翻訳本が出版されるなど、蜜月と言っても良いような関係が築かれてきた。

 なぜ、共産党と本来反共国家の韓国が結びつくのか。

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