記事詳細

【室谷克実 新・悪韓論】「悪いのはすべて朴氏と女帝」の喧噪にかき消される 韓国経済は末期的症状、中央銀行総裁が「最悪に備えよ」と発言 (1/2ページ)

 郵便ポストが赤いのも…。韓国の状況は、悪いことはすべて「朴槿恵(パク・クネ)大統領と、崔順実(チェ・スンシル)容疑者のせいだ」になってきた。恐ろしいことは、「糾弾」の大声ばかり飛び交う中で、経済のますますの悪化が見過ごされていることだ。

 韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は10月26日に開かれた経済動向懇談会の席上、「最善を望み、最悪に備えよ」と述べた。英国のことわざを引用しての発言だったとはいえ、一国の中央銀行総裁が「最悪に備えよ」と述べるとは、大変なニュースだ。が、韓国紙はほとんど取り上げなかったようだ。

 これに先立ち、同総裁は駐韓日本大使に会った。聯合ニュース(11月1日)は、以下のように伝えた。

 《李総裁は『世界経済の回復力が微弱な中、最近は保護貿易主義が次第に強まり、地政学的なリスクが拡大しているため政策当局間の協力の必要性が大きくなった』と指摘。その上で、『韓国と日本も経済や金融における協力をさらに強化していくべきだ』と述べた》

 韓国マスコミお得意の「対日は上から目線で」の報道姿勢だが、かみ砕けば「わが国経済は世界的要因もあり、対中オベンチャラ外交も失敗して大変なのです。早くスワップをよろしく」というあたりだろう。

 背後にあるのは、産業銀行と輸出入銀行-韓国の重厚長大産業の尻拭いに奔走する2つの国策銀行の資金繰りではあるまいか。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう