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【室谷克実 新・悪韓論】「日帝が植えた木」も「日本原産の木」も切り倒せと盛り上がる韓国 「日帝の乱伐」は“捏造”を裏付ける格好に… (1/2ページ)

 朝鮮半島の山は禿山(はげやま)ばかりだ、と思っている日本人は少なくない。ソウルだけ見ていると、そう思い込むかもしれないが、地方に行けば森林の密度は低くても、樹木に覆われた山はいくらでもある。日本統治時代に、日本人が中心となって熱心に植林をした結果だ。

 ところが、韓国ではいま、「日帝が植えた木だから伐採しろ」だけではなく、「日本原産の樹種だから、引っこ抜いて別の木に植え替えよう」といった動きがあちこちで出てきている。

 「半島に禿山が多いのは日帝の乱伐による」とは、韓国人と日本の日教組の“常識”だが、二重の誤認がある。韓国の森林面積率は63・5%(日本は68・2%)であり、中国の21・2%とは比べものにならないほど高い。

 韓国の国立山林科学院は2009年、朝鮮総督府が1910年に作成した『朝鮮林野分布図』を分析した結果、(1)当時の森林面積は71%(筆者注=北部の森林面積率が圧倒的に高いため)(2)しかし、林木蓄積量は1ヘクタール当たり17立方メートルで、現在の韓国の同103立方メートルの16・5%水準に過ぎなかった-と報告している(聯合ニュース韓国語サイト、09年9月10日)。

 1910年とは、日本統治が始まった年だ。その時点で、半島は地目(ちもく)としての森林面積の比率は高くても、その森林地域はすでに透け透けの状態だった。そのため災害が多発する。だから朝鮮総督府は植林に熱心に取り組んだ。「日帝の乱伐」とは“捏造加嘘”の極みなのだ。

 総督府が植えた樹種の1つが、日本原産のカラマツだった。朝鮮半島に気候が似た北海道でもよく育ったからだ。

 朴正煕(パク・チョンヒ)政権下の緑化推進事業で、江原道(カンウォンド)・太白(テベク)山の進入路一帯と傾斜地にカラマツが植えられたのも、日本時代の経験があり、かつ苗木の調達が容易だったからだろう。

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