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【北川フラム】“アート”驚く町おこし 山村の田畑や廃屋を「異空間」へと彩る (3/3ページ)

2017.03.17

北川フラムさん
北川フラムさん【拡大】

 この越後妻有アートトリエンナーレに感動したのが、90年代から備讃瀬戸の直島などで、アートによる島おこしを推進していたベネッセホールディングスの福武總一郎名誉顧問。現代アートと自然を融和させ、地域の人、ボランティア、外国人を巻き込む手法に着目し、「瀬戸内国際芸術祭」(2010年〜)の総合ディレクターを北川さんに委嘱する。昨年の芸術祭には、100万人以上が備讃瀬戸の島々を巡った。交通の便が悪いのにもかかわらず…。

 「美術は社会の中心じゃないし、弱い存在。だからこそ越後妻有や瀬戸内のじいちゃん、ばあちゃんが手伝ってくれる。そこにいろんな人が集まってきて楽しくやることで関係性ができ、さらに人気が出てくる」

 次はどの寒村を彩り、息づかせるか。その視線の先が気になって仕方がない。 (ペン・清丸惠三郎 カメラ・斎藤浩一)

 ■きたがわ・ふらむ アートディレクター。1946年10月5日、新潟県上越市生まれ。70歳。フラムは本名。ノルウェー語で「前進」を意味する。東京芸術大学美術学部卒業後、事務所を置く東京・代官山でのコミュニティーとの関わりや「ファーレ立川」での活動が評価され、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」総合ディレクターに。美術における地域おこしの先駆けとして注目され、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクターに就任し、成功に導く。現在は奥能登、北アルプスの国際芸術祭も担当するなど東奔西走中。

 
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