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【中国のコロナ戦争 漢方作戦とその実態】中国ばかりではない台湾・韓国も! 武漢封鎖の裏で知られざる「伝統の知恵」の成果 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの第3波が猛威を振っている。政府は2度目の緊急事態宣言を発したが、感染の勢いは止まらない。

 ところが、世界が恐怖に陥っている中、発症国である中国はWHOがパンデミックを宣言した昨3月14日からほぼ1カ月後の4月8日の時点で、武漢の野戦病院の封鎖を解除して事実上のコロナ終息宣言をしている。

 日本では、感染の急拡大にPCR検査も思うように受けられない上、感染しても症状が初期であることを理由に入院待機者が1月初めで3万8000人を超えていた。いら立ちまぎれに、「あの一党独裁国家に学べ」という声まであるが、果たして真相はどうなのか。探っていきたい。

 世界の有識者の一部は中国が日米欧に先駆け新型コロナの制圧に成功した理由を、感染との格闘を「戦争」と認識し、「党の存続」を賭けて国家権力を振るったことにあるとみている。

 確かに、人口1100万の大都市を完全に封鎖した上で、「早期診断」「早期発見」「早期隔離」「早期治療」の「4早」政策を掲げ、1000床規模の火神山、雷神山病院を10日で武漢に建て、全市民にPCR検査をしたことは強権を発揮できたからだ。

 だが、これがすべてではない。強権を発動した裏で中国政府は大まじめに、対処していたことがある。

 治療法のない新型コロナに対し、効能がわからなかったエボラ出血熱のためのレムデシビルや抗インフルエンザのために開発されたアビガン、さらに感染した回復期患者の血漿(けっしょう)を使うなど様々な薬品を試す一方で、伝統の「漢方薬」や「針」さらに「お灸」を含めた伝統の知恵を総動員して治療に当たり、成果を出していたのだ。

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