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【大崎裕史 麺喰いにつき】お出汁系スープに無かん水麺が新鮮! 東京・渋谷「TAMOTSU」 (1/2ページ)

 「麺屋TAMOTSU」(東京・渋谷:今月1日オープン)表の看板だと「TAMOTSU」としか書いてなく、何屋さんだかわからないのがもったいない。店内のメニューには「麺屋」が付いていた。長野の製麺所「ありがとう製麺」直営店。昼はラーメン専門店で夜は創作料理店。だから「麺屋」を使ってないのかな。かなりこだわりをもった麺は無塩・無かん水でラーメン界の常識を覆している。

 「時代は新元号、中華麺は次世代型へ。勇気を出してかんすい無しで作ってみたら、おいしかった!」と製麺所が無かん水麺をラーメンとして売り出すアンテナショップ(麺業界では無かん水麺はうどんに分類される)。

 スープは讃岐うどんを思わせるすっきりあっさりお出汁系。これが私好みでかなりおいしかった。麺は細縮れで無かん水なのだが、今まで他の無かん水麺は、「あぁ、かん水を使わないとこうなるのね」とわかりやすかったのだが、この麺はそんなことを忘れてしまうくらいラーメンとして味わえる。お出汁系のスープとも合っており、コンセプト通りにうまく完成させたと言ってもいい。じつにおいしかった。

 渋谷と言っても青山学院に近い立地で駅からは上り坂でランチのために上ってくるのはやや大変。しかも地下。お店としては、周辺の人だけを対象とするにはもったいないくらい面白い試みだけどはたしてどうなるか?

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