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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】心肺機能の目安となる動脈血の酸素飽和度を簡単に測る「パルスオキシメーター」 (2/2ページ)

 一般的に96~99%が標準値とされ、90%以上95%未満の場合は注意が必要となり、90%未満になると何らかの積極的な治療が必要となります。肺や心臓に慢性的な病気がある患者さんは、酸素飽和度が普段の値から3~4%低下したときは、医者の診察を受けた方がいいとされています。

 今回の流行では、PCR検査で陽性と診断された人はホテルや施設に隔離されますが、そのときにパルスオキシメーターでチェックしてもらい、酸素飽和度が95%以下になったら、すぐに病院に行くというシステムの構築を提言したいと思います。

 パルスオキシメーターを使用するのは簡単ですが、測定値の解釈には医師の診断を仰ぐ必要があります。こうしたことを考慮したうえでパルスオキシメーターを利用すれば多くの命を救えるはずですから、流行の第2波がくる前に、政府は十分な数のパルスオキシメーターを準備しておくべきと思われます。(西武学園医学技術専門学校東京校校長・中原英臣)

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