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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】心肺機能の目安となる動脈血の酸素飽和度を簡単に測る「パルスオキシメーター」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスが流行してから、テレビでいろいろな商品が紹介されていますが、こうした商品の多くは玉石混交の状態です。そこで今回はパルスオキシメーターを紹介したいと思います。実は今回の流行がはじまった直後、私が最初に購入したのがパルスオキシメーターです。

 パルスオキシメーターは検知器を指先に付けて、心肺機能の目安となる動脈血の酸素飽和度を簡単にチェックする医療機器です。日本光電株式会社の青柳卓雄氏たちが1974年に発明されたもので、その後の医学に大きな進歩をもたらしました。

 医学的には麻酔の管理や手術中やICUでの患者さんをモニターするために用いられるだけでなく、肺炎の患者さんにも使われています。私も3年前に肺炎で入院したときに毎日のようにチェックされました。

 肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。動脈血を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%が酸素と結合しているか皮膚を通して調べた数字が酸素飽和度ということになります。

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