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【専門医直伝 コロナ自粛を生き抜く在宅運動術】「四股ステップ」で股関節の痛み軽減! 専門医「変形性股関節症の予防にも」 (1/2ページ)

 コロナ自粛で活動量が低下する中、体の痛みに悩む人も多い。なかでもひざと並んで多くの人が悩みを抱くのは、股関節の痛みだ。

 「股関節はひざと違って皮膚から深いところにあり、湿布の有効成分が浸透しにくく、注射も入りにくいため、痛み止めの薬が効かない場合にはいきなり人工関節手術を勧める医師もいます。しかし、自分で治せる方法もあるのです」

 そう話すのは、『1日半分のアボカドでひざの痛みがラクになる』(河出書房新社)の著者で、戸田整形外科リウマチ科クリニック(大阪府吹田市)院長の戸田佳孝医師。

 そんな股関節の痛みで訪れる患者に対し、戸田医師が勧めているのは、第2回でご紹介した「1日にアボカドを半分食べ続ける」健康術と今回ご紹介する「四股ステップ」である。

 「股関節の痛みと大きく関係しているのは、腸腰筋(ちょうようきん)と大殿(大臀=だいでん)筋です。腸腰筋や大殿筋を鍛えると、大腿骨が吊り上げられ、股関節の軟骨にかかる負担が減ります。負担が減ると、当然痛みも軽減します。この四股ステップを治療に用いて治療実績が上がったというデータもあるんですよ」

 そう解説する戸田医師は、変形性股関節症の患者15人に対し、薬で治療しながら、四股ステップを指導した。そして8週間後、フランスの著名な整形外科医・リキーネ氏の研究による股関節の10項目の質問表を使った評価を行ったところ、平均2・2点の改善が見られたという。

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