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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】人工膝関節でも「普通の生活」取り戻せる手術実現 (1/2ページ)

 ■東京西徳洲会病院(東京都昭島市)人工関節センター長・整形外科部長、角谷真さん(44)

 ひざの人工関節手術の名医が、東京・昭島市にいる。今年3月、東京西徳洲会病院の人工関節センター長・整形外科部長として赴任した角谷真医師。

 父をはじめ、父方の親類がみな整形外科医というサラブレッド。弟も脊椎を専門とする整形外科医である。

 「本当はパイロットになりたかったんです。目が悪くて断念しましたが…」と苦笑い。しかし、角谷医師が整形外科の道に進んだことで、膝の痛みに悩む多くの患者が、「普通の生活」を取り戻すことができたのも事実。

 「従来の考え方では、人工膝関節を入れても、手術前より大きな角度を曲げるのは困難、とされてきた。つまり手術の成果は“現状維持”がMAXだった。ところが、修業時代に大先輩の手術を見学していて閃いたんです」

 そのひらめきとは、大腿四頭筋に“ひと手間”加えること。それにより、術後のひざの可動域が大幅に広がるのではないか-というものだ。

 実際にやってみると、元は90度しかひざが曲がらなかった人がしゃがんだり、正座ができるまでになったのだ。可動域が広がるばかりか、手術の翌日から一人で歩けるほどの高いクオリティ。

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