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【ベストセラー健康法】「セカンドオピニオン」で医師との温度差をどう埋める? 「病院ランキング本」の活用術 (1/2ページ)

 「セカンドオピニオン」という言葉が広く浸透して久しいが、それを実践できている患者はどの程度いるのだろう。病院ランキング本の活用しだいで、医師との距離を縮めることができる。

 遠慮深く、気遣いをする日本人。「主治医以外の医師にも意見を聞きたい」と思っても、それを口に出すには想像以上の勇気を必要とする。

 医師に遠慮するあまり、思っていることを口に出せない-という患者の弱い立場は、じつは最善の医療を行う上で足かせとなっている。医師は患者の本音が聞きたいし、本音を知ることが治療選択のヒントにもなる。

 疾患ごとの年間手術件数を元にしたランキング本として知られる週刊朝日ムック『いい病院シリーズ』。その最新版となる『手術数でわかる いい病院2020』(朝日新聞出版)では、そんな医師と患者の温度差を埋めるための工夫が随所に盛り込まれたつくりとなっている。

 「今回は、専門医に取材して治療法別の『セカンドオピニオンをとるべきケース』を取り上げました。医師によって判断が分かれるケースなどを読者に具体的に知ってもらうことで、意味のあるセカンドオピニオンをとっていただければ…」と語るのは同誌副編集長の杉村健氏。

 たとえば、「△△は避けられません」「ここから先は××で行きましょう」などと、限定した治療法のみを提示された時は要注意。

 その患者にとって本当にその治療法以外にないのか疑問が残るからだ。もしかしたら、その医師には技術や経験がないだけで、あるいはその病院に設備がないだけで、その患者にもっと適した治療がある可能性も捨てきれない。

 あるいは「全摘手術」を提示された場合などにも、他の医師に相談すると部分切除など、よりダメージの小さな治療法が可能と判断されることはある。

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