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【大崎裕史 麺喰いにつき】岐阜に“103年ラーメン”あり! 「丸デブ総本店」 (1/2ページ)

 日本で初めてのラーメン店「来々軒」が浅草に誕生したのが1910(明治43)年。すでに110年がたっているがその店は残念ながら閉店している。しかし100年を超える老舗が岐阜にある。17(大正6)年創業の「丸デブ総本店」だ。

 この店は「来々軒」の流れをくむ店で店名は創業者の風貌から付けられたニックネームから来ている。メニューは中華そばとワンタンの2つのみでこれは創業当時から変わらない。

 現在は3代目が弟と一緒に切り盛りしている。最近値上げしたばかりだがそれでもどちらもワンコインの500円。企業努力の賜といえよう。最近はテレビなどで紹介される機会も増え、行列が絶えないという。

 そこで今回は地元の常連と同行して開店前に行ってみた。営業時間は11時なのだが10時過ぎに行くと店内は真っ暗。もちろん暖簾も出ていない。ところがドアを開けて入っていき、席に着く。少し待つと続々と常連が入ってきて席を埋めていく。店頭で並ばせる店がほとんどだがこのシステムはありがたい。

 2人なので中華そばとワンタンを注文。常連なのでお店の人が「麺はやらかめ?(やわらかめ、ではない)」と聞いてくる。いつもはその「やらかめ」で食べるのでそう聞かれたようだが今回は私が食べるので標準で。

 私は20年近く前に来たことがあるのだが、その時は1人だったので中華そばしか食べていない。名物のワンタンを食べてないのが心残りだったのだ。そこで2人同行して久しぶりの中華そばと未食のワンタンをシェアして食べてみたかったのだ。

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