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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】下町に代々続く眼科治療の熱血漢 清水眼科医院・副院長の西牟田明伸さん (1/2ページ)

 東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線が交わる門前仲町駅近くの住宅地にある「清水眼科医院」(東京都江東区)は、1951年に眼科医清水良隆医師が開業した眼科専門の診療所。西牟田明伸医師は、清水医師の孫にあたり、現院長を務める西牟田眞理医師は明伸医師の母。つまり三代にわたってこの町の住民の「目」を守ってきたことになる。

 「この診療所では三代目ですが、じつは祖父のさらに二代前までさかのぼっての眼科医なので、私は五代目なんです」というから、歴史的な眼科医家系だ。

 その貴重な系譜を継ぐ西牟田医師は、医学部を卒業後多くの基幹病院で臨床経験を重ねてきた。中でも「網膜硝子体」の治療に対しては並々ならぬ姿勢で取り組み、「この人」と決めた師匠に弟子入りするため、縁もゆかりもない大阪に転籍するほどの熱血漢。

 「網膜硝子体治療は緊急性が高いことが多く、手術の中には全身麻酔で行うものもあるなど、眼科領域の中では“戦場”に近い雰囲気。それだけに、再手術のリスクは避けたいので一度の手術でできる限りのことをしたい、という思いが強いんです」

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