記事詳細

【松浦達也 肉道場入門!】全国から肉好きが集まる“聖地” 焼肉目当てに天草詣で 「たなか畜産」 (1/2ページ)

★絶品必食編

 熊本は天草に全国から客が押し寄せる焼肉店がある。

 その名は「たなか畜産」。正確に言うと「焼肉」だけではなく、その屋号通り、そもそもは黒毛和牛などの肉牛を育てる畜産家だ。

 近年の畜産は仔牛を供給する繁殖農家と、一定月齢以上の牛を育てて、市場に出荷する肥育農家が分かれていることが多い。繁殖から肥育、さらには自社で加工した肉を販売し、焼肉店まで営むというのは稀有な例だ。

 実のところ、“直営”はビジネスとして効率がいいとは言えない。

 ではたなか畜産のような業態を誰が喜ぶかというと…。

 客である。流通コストがかからず、リーズナブルに質のいい肉にありつけるからだ。

 焼肉店としての「たなか畜産」を訪れると家族連れの地元客が満面の笑顔で、黒毛和牛の焼肉を堪能している。

 その理由はメニューにある。例えば3800円の食べ放題プランには「黒毛和牛A4-A5」のロース、カルビ、焼きしゃぶに加えて、レバー、ハツ、センマイなどの内臓肉も選ぶことができる。

 その他、豚は雲仙赤豚、鶏は天草大王という地場のブランド肉までもこのプランには含まれている。

関連ニュース