記事詳細

【おとなの週末ワイン入門】圧搾・発酵の順序で色が変化するロゼワイン そもそも赤と白の違いは? (1/2ページ)

★(2)奥深いロゼの製法

 ワインに赤・白・ロゼがあるのはご存じの通り。でも「ロゼってどうやって造るの?」と聞かれて答えられる方は意外に少ないのでは。

 ロゼの前に、まずは赤と白の造り方の違いを知っておこう。「原料ブドウの色の違い」という回答は半分正解で半分ハズレ。基本的に赤ワインには黒ブドウ、白ワインには白ブドウが使われるが、どちらも中身の果実や果汁はほぼ同じ色。シャンパンには黒ブドウだけから造った白いワインのブラン・ド・ノワールがある。

 赤ワインと白ワインの色の違いは、主に黒ブドウの果皮から出る色素が含まれているかどうか。ワインは収穫したブドウを破砕し発酵・貯蔵させて造られるが、赤と白では果皮などを取り除く圧搾のタイミングが異なる。ざっくりいえば、赤ワインは黒ブドウの果皮も入った果汁を発酵させてから圧搾する。これに対し、白ワインは、最初に圧搾を行い、果皮などを取り除いた果汁だけを発酵させて造られる。

 ではロゼワインはというと、主に赤・白それぞれの製法に準じた2種類がある。どちらも使用するのは黒ブドウ。一般的なのは、赤ワインの製造工程で、果実と果皮を短時間漬け込んで、果汁だけを抜き出して発酵させる製法。他方、黒ブドウを使って白ワインの製法で絞ったピンク色の果汁を発酵させる方法もある(直接圧搾法)。

関連ニュース