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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】厚労省データの信頼度は…? 「がん10万人急増」にも疑義 (1/2ページ)

 厚労省は1月17日付で、2016年に新たにがんと診断された患者数は99万5132人と発表しました。すべての病院に対して、がん患者のデータについて届け出を義務付けた「全国がん登録」という新たな制度によるはじめての集計です。

 部位別でみると大腸がんがトップで、2位が胃がん、3位が肺がんでした。男性のトップは胃がん、2位は前立腺がん、3位は大腸がん、女性のトップは乳がん、2位は大腸がん、3位は胃がんでした。

 がんの罹患率をみると、年齢構成を調整した人口10万人当たりの数字が402・0人でした。男性が469・8人、女性は354・1人と男性の方が高いという結果になりました。

 人口10万人当たりの都道府県別の罹患率をみると、長崎が454・9人ともっとも高く、446・3人の秋田、436・7人の香川が続いています。もっとも低いのは356・3人の沖縄で、次いで367・5人の愛知、367・6人の長野となっています。

 胃がんは食塩摂取量が多い日本海側に多く、肺がんは喫煙率の高い北海道で高い数字を示しました。肝炎ウイルスの感染者が多い西日本では肝臓がんが多いという結果になりました。