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【板倉あつし 菜湯紀】佐賀県・武雄温泉にある大正浪漫の宿「京都屋」、佐賀ちゃんぽんがおススメ「常楽軒」

 東京駅の設計で有名な辰野金吾が設計した、楼門と新館が国の重要文化財に指定されている、武雄温泉にある大正浪漫の宿「京都屋」は、創業百余年、館内随所に展示されたアンティークのオルゴール・蓄音機・SPレコードが自慢の宿。

 源泉温度26.5度、PH8.2の弱アルカリ性単純温泉は、柔らかな肌触りの美肌と癒やしの湯。伊達政宗、宮本武蔵、伊能忠敬、シーボルトも入ったと伝わる名湯だ。

 佐賀黒毛和牛&若楠ポークが楽しめる「佐賀魅惑のWグルメコース」が人気だ。昼食は武雄温泉で働く人たちに人気の地元食堂「常楽軒」の佐賀ちゃんぽんがおススメ。たっぷりのニンジン・ニラ・玉ネギからは甘味が、豚バラ肉・なると・さつま揚げからはうま味とコクがスープにしみ込んで、太くてツルツルの麺に絡みつく。キクラゲの歯応えもここち良い。

 常連客は皿うどんや焼きめし、餃子にビールに焼酎で楽しそうだ。創業は40年前、中華鍋を振るうそっくり父子が、この味を孫子の代まで受け継ぐと思うとうれしくなる。ご当地グルメとの出合いに感謝。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■武雄温泉「京都屋」 佐賀県武雄市武雄町大字武雄7266-7。(0954・23・2171)。平日1泊2食2人1室(Wグルメコース)13000円から。詳細はHPで。

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